後手玉に7手詰めが生じた局面です。
詰将棋っぽい大胆な初手が見えるかがポイントです。
応手によって2通りに分かれる7手詰めを読み切ってください。
解答・解説は数行下にあります。
解答・解説
初手は☗1三飛(下図)と捨てるのが好手でした。
- ☖同香
- ☖同玉
のどちらも7手詰めなのでそれぞれ解説します。
☗1三飛 に☖同香 の変化
☖1三同香(下図)と取った場合は…
香が浮いたスキを突き…
上図以下、☗2二銀成 ☖同銀 ☗1二角(下図)
取った角を打てば詰みます。
上図以下、☖3三玉 ☗3四金(下図)
あとは金を進めるだけですね。
最後は☗2五桂 でも正解です。
☗1三飛 に☖同玉 の変化
☖1三同玉(下図)と取った場合は…
自陣の駒を活かし…
上図以下、☗2五桂(下図)
桂で王手を掛ければ詰みます。
上図以下、☖2三玉 ☗3三桂成(下図)
そのまま銀を取れば…
上図以下、☖3三同金 ☗2二竜(下図)
どう対応されても☗2二竜 までの詰みです。
この問題のポイント
いきなり飛車を捨てられるかがポイントでした。
☗1三飛(下図)みたいな手は詰将棋なら浮かんでも、実戦だと逃しがちかもしれません。
事実、AIに示されるまで気付きませんでしたし…
最終盤でも損得を気にしてしまうズレを直さないとダメそうです。
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