【7手詰め】焦点・送り・一間竜

2024/12/14

実戦詰将棋(7手詰め) 実戦詰将棋(すべて)

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 後手玉に7手詰めが生じた局面です。


手筋を駆使して王手を繋ぐ詰将棋らしい手順。

タイトル通り、焦点の捨て駒、送りの手筋、一間竜の順で仕留めてください。

解答・解説は数行下にあります。




解答・解説

初手は☗1二銀(下図)と焦点に捨てます。


これがスキを作る好手です。

以下、☖同銀 は☗3二金(下図)までの早詰みなので…


☗1二銀 は☖同香(下図)と取るしかありません。


香が上ずったスキを突き…

上図以下、☗1一金(下図)


金を放り込み…

上図以下、☖1一同玉 ☗3一竜(下図)


奥へ送って角を取れば…

上図以下、☖2一金 ☗2二角(下図)


一間竜の基本形で詰み上がります。

この7手詰めが正解です。

この問題のポイント

手筋の組み合わせに気付けるかがポイントでした。

初手の☗1二銀(下図)が見えると…

続けざまの☗1一金(下図)から…

☗2二角(下図)の詰み上がりまで…

一気に見える形かもしれません。

作ったようなキレイな連携ですよね。

焦点・送り・一間竜の3つは実戦でもよく出てくる基本手筋です。

初めて見た方は覚えておくと役立ちますよ。

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