【7手詰め】遠くの馬筋をかわす

2024/08/29

実戦詰将棋(7手詰め) 実戦詰将棋(すべて)

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 後手玉に7手詰めが生じた局面です。


パッと見は☗2二馬 からの優しい5手詰めに見えますが、よく見ると「9九の馬」が受けに利いているので☖同馬 と取られて詰みません。

詰ますには馬筋をかわす手順が求められます。

馬を相手にしない2通りの7手詰めを考えてみてください。

解答・解説は数行下にあります。




解答・解説

初手は

  • ☗1三金
  • ☗2三金

の金捨てから入るのが正解です。

どちらも7手詰めなのでそれぞれ解説します。

初手が☗1三金 で始まる7手詰め

まずは☗1三金(下図)から。


以下、☖同桂 には☗2一銀(下図)と捨てるのが好手で…


上図以下、☖2一同銀 ☗1三馬(下図)


これは取るしかなく、そこで☗1三馬 と桂を取れば詰みます。

この変化は早詰みなので☗1三金 は☖同金(下図)と取るのが正着です。


金を犠牲に「9九の馬」が利かない所へ金を誘ってから…

上図以下、☗1三同馬(下図)


馬を切るのが好手順です。

上図以下、☖1三同桂 ☗2三金 ☖2一玉 ☗3二銀(下図)


あとは☗2三金 からの優しい詰みですね。

初手が☗2三金 で始まる7手詰め

☗2三金(下図)と捨てた場合は…


上図以下、☖2三同金 ☗同竜(下図)


竜切りから詰みます。

上図以下、☖2三同玉 ☗3二銀(下図)


この銀打ちが左右どちらへ逃げても逃がさない好手です。

以下、☖1二玉 なら☗2三金 まで。

☖3三玉 なら☗4三金(下図)まで…


馬筋をかわしてキレイに詰みます。

この問題のポイント

普通なら急所になる「2二」に干渉しない手順が見えるかがポイントでした。

ちょっと軸をずらす初手の金捨てが好手ですね。

どちらかと言えば竜を残す☗1三金(下図)が自然でしょうか…

馬の受けが利かない所へ金を誘い…

そこで☗1三同馬(下図)と取るのが上手い手順でした。

実践でたまに見る「遠くから馬が利いてるパターン」に遭遇した時は、こんな感じで迫ると詰みや寄せが決まったりします。

受けをかわす手筋として類似形でお試しください。

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