【9手詰め】数の攻め と 端玉を詰ます銀打ち

2024/07/01

実戦詰将棋(9手詰め) 実戦詰将棋(すべて)

t f B! P L

 先手玉に9手詰めが生じた局面です。


ここから「6八」と「7八」にいる2枚竜の利きを活かした詰みがあります。

数の攻めで迫り、端に逃げた玉を詰ます銀の使い方がポイントです。

解答・解説は数行下にあります。




解答・解説

初手は☖4八金(下図)から入ります。


素直に☗同金 と取ると☖同竜(下図)から…


上図以下、☗2八玉 ☖3八竜 ☗1七玉 ☖2八竜(下図)


竜で押し込むだけの優しい早詰みなので、金は取らずに☗2八玉(下図)と逃げるのが最善です。


上図以下、☖3八金(下図)


それでも構わず金で押せば詰みます。

以下、☗同金 は☖同竜 ☗1七玉 ☖2八竜 までの早詰みなので

  • ☗1八玉
  • ☗1七玉

と逃げるのが正解の9手詰めになります。

☖3八金 に☗1八玉 の変化

☗1八玉(下図)と逃げた場合は…


上図以下、☖2八金 ☗1七玉 ☖1八金(下図)


グイグイ金で押せば…

上図以下、☖1八同香 ☗同竜(下図)

シンプルな数の攻めでそのまま詰みます。

☖3八金 に☗1七玉 の変化

☗1七玉(下図)と逃げた場合は…


2枚竜の力が活きませんが…

上図以下、☖2八銀(下図)


取った銀を使えば詰みます。

上図以下、☗1八玉 ☖2九銀不成(下図)


王手で桂を入手し…

上図以下、☗1七玉 ☖2五桂(下図)


2五から打てばピッタリ詰みます。

☖2八銀 から☖2五桂 までの手順は、中盤に打った「控えの桂(☗2六桂)」が残ってしまった時に見かける詰まし方ですね。

パターンとして覚えておくと役立ちそうです。

QooQ