後手玉に寄り筋が生じた局面です。
美濃囲いに2枚竜で迫った後、端から手を付けて寄り形に持ち込めたんですが…
実戦は続く手が見えず☗9三同香成 ☖同玉 と上部へ逃がして少し面倒な寄せになってしまいました。
AIで検討したら
後手玉を「9二」に固定したまま寄せ切る好手がある
と示されたので、その一手を寄せ問題として出題します。
「9四の香」を取るスキを与えないのがポイントです。
解答・解説は数行下にあります。
解答・解説
正解は☗8五桂(下図)と打つ手でした。
これで上部に逃がさずに迫ることができます。
以下、☖9四香 と香を取ると☗9三歩 ☖同桂 ☗9一竜(下図)までの詰みがありますし…
☖8四歩(下図)と上部への退路を空けても…
上図以下、☗8一竜(下図)
この竜切りがピッタリした一手で…
上図以下、☖8一同銀 ☗9三香成(下図)
そのまま詰んでしまうので受けになりません。
AIが示した最善の受けは☖4一歩(下図)と一時的に竜の利きを止める手でしたが…
これには☗8五桂 を活かして…
上図以下、☗9三香成(下図)
端から迫ればスマートに寄せ切れます。
上図以下、☖9三同桂(下図)
ここで☗同桂成 から詰ましにいくと手数が長くて面倒なので…(具体的な詰み手順はこちらを参照してください)
上図以下、☗9九香(下図)
攻め駒を足して必至を掛ける方がスマートです。
香しか持ってない後手には次の☗9三香成 を受ける術がなく先手の勝ちが確定します。
この問題のポイント
急所に利いた駒を取れない形にしながら迫るのがポイントでした。
香を取ると詰む☗8五桂(下図)や…
桂を取らせない☗9九香(下図)は…
切れない上に紛れも少ない参考になる寄せ方でしたね。
第一感でこういう手が浮かぶと終盤のミスを減らせそうです。










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