先手玉に最短なら9手、最長なら11手詰めが生じた局面です。
持ち駒の「金」2枚と「6八の馬」を上手く使って詰ましてください。
「9三の歩」を詰みに参加させる捨て駒がポイントです。
解答・解説は数行下にあります。
9手詰めの解答・解説
まずは最短の9手詰めから。
初手は☖9七金(下図)と捨てます。
☗8五玉 と逃げると☖7五金 までの詰みなので取るしかありません。
上図以下、☗9七同香 ☖9五馬(下図)
9七を塞いでから馬を捨てるのが最短で仕留める好手順です。
上図以下、☗9五同玉 ☖9四歩(下図)
馬がいなくなっても端歩を活用すれば駒が足ります。
以下、☗9六玉 は☖9五金 までの早詰みなので「8五」か「8六」へ逃げますが…
上図以下、☗8六玉 ☖7五金(下図)
どちらも☖7五金 と打てば…
上図以下、☗9六玉 ☖9五歩(下図)
9六へ逃げるしかなく突き歩詰めまでピッタリ詰みます。
これが最短の9手詰めです。
11手詰めの解答・解説
初手に☖9五馬(下図)と捨てた場合は11手詰めになります。
上図以下、☗9五同玉 ☖8四金(下図)
しっかり上部を押さえ「8五の桂」を取らせないのが大切です。
上図以下、☗8六玉 ☖7五金 ☗9六玉 ☖9五金(下図)
あとは☖7五金 で端へ追い込んでから☖9五金 と捨て…
上図以下、☗9五同玉 ☖9四歩 ☗9六玉 ☖9五歩(下図)
端歩が王手になる形に誘えば突き歩詰めまでの11手詰めです。
2手伸びますが、ほぼ一直線の11手詰めの方が分かりやすかったかもしれませんね。










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