後手玉に3手必至が生じた局面です。
パッと見は詰みそうですが正しく応じられるとちょっと足りません。
玉を狭い所に追い込み、数の攻めが受からない形にするのがポイントです。
解答・解説は数行下にあります。
解答・解説
まずは☗3三銀(下図)と打ちます。
以下、☖同金 なら☗同馬 までの詰み。
☖同桂 でも☗同馬(下図)と取り…
上図以下、☖2一玉 ☗3二馬(下図)
金を取れば詰みます。
以下、☖1一玉 なら☗2二金 ☖同金 ☗同馬 まで。
☖3二同金(下図)なら…
以下、☗同竜 ☖同玉 ☗3三金 からシンプルに頭金を狙ってもいいですし…
最短で詰ますなら☗3三桂打(下図)と打つ手もあります。
以下、☖同金 なら☗2二金 まで。
玉を逃げれば☗2一金(下図)までの詰みです。
初手の☗3三銀 を取ると詰むので☖1一玉(下図)と逃げるのが最善ですが…
上図以下、☗3一馬(下図)
そこで☗3一馬 か☗3二馬 と金を取れば必至です。
このままなら☗2二銀成 ☖同金 ☗同馬 までの詰み。
受けるなら☖同金 と馬を取るか、☖1三角(下図)と駒を足すくらいですが…
上図以下、☗2二銀打(下図)
どちらも数の攻めで迫れば受からず…
上図以下、☖2二同金 ☗同銀成 ☖同角 ☗同馬(下図)
スッキリした形の詰み上がりになります。
今回の反省点
実戦は☗3三銀 に☖同桂 と応じてくれたので詰みましたが…
検討したら☖1一玉(下図)で詰まないと示され…
読み抜けがあった反省ついでに必死問題として出題してみました。
こういう一手の見逃しが致命傷になることもあるので気を付けたいですね。












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