【7手詰め】角が中心になる手順

2024/09/09

実戦詰将棋(9手詰め) 実戦詰将棋(すべて)

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 先手玉に7手詰めが生じた局面です。


馬がいるので☗8六玉 と逃がすと詰みませんが、それを阻止する好手順があります。

角を上手く使って退路を断ってください。

解答・解説は数行下にあります。




解答・解説

まずは☖7九角(下図)と打ち「9七」への退路を断ちます。

以下、☗9九玉 なら☖8八金 までの早詰みなので、逃げるなら「7八」か「7七」ですが…

どちらも同じ手順なので☗7七玉(下図)のみ解説します。


これには角の力を使い…

上図以下、☖6八角成(下図)


「8六」へ逃がさないのが急所です。

以下、☗6六玉 なら☖6五金 までの早詰みなので下へ逃げるしかありません。

上図以下、☗8八玉 ☖7八金(下図)

あとは金を打てば…

上図以下、☗9七玉 ☖8八銀(下図)

どこへ逃げても銀を打つだけの優しい詰みです。

「8六」に通った馬の利きが良い働きをしてますね。

この問題のポイント

居飛車ならではの上部への退路が多い形。

「☗9七玉 ~ ☗8六玉 や、☗7七玉 ~ ☗8六玉 を許すと詰まない」

と気付き、それを阻止する☖7九角 ~ ☖6八角成(下図)が見えるかがポイントでした。

この馬筋がそのまま「8六」を塞いでくれるおかげで一気に狭くなり、下へ逃げた玉を捉えることができます。

たまに見かける形なので、居飛車穴熊や左美濃を詰ます時のパターンとして覚えておくと役立ちますよ。

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